「山への挑戦-登山用具は語る-」堀田弘司
1990/岩波新書 岳人レポート№8(2002年発行の会報より再録)~ 堀田さんと面と向かってお話ができるようになったのは、つい2年ほど前からだったと思う。僕らが三ツ峠の四季楽園に通い始めたのが3年くらい前からだけど、「…
1990/岩波新書 岳人レポート№8(2002年発行の会報より再録)~ 堀田さんと面と向かってお話ができるようになったのは、つい2年ほど前からだったと思う。僕らが三ツ峠の四季楽園に通い始めたのが3年くらい前からだけど、「…
昭和29/朋文堂 あまりにもマニアックな山の本が続いたのでたまには正統な名著も紹介しまする。著者は後のペンネーム「安川茂雄」として有名。1926年生れの戦中派クライマーで、谷川岳南面の幕岩Aフェース初登攀の記録もある。小…
1986/いなほ書房 「失われた記録 謎の天才クライマー立田實の生涯 上・下」というタイトルで、雑誌『クライミングジャーナル』17・18号に連載したものを豆本という形でまとめたもの。 詩人で尖鋭クライマー、そして登攀史研…
昭和59/非売品 ここに1冊の古い小冊子がある。長いこと探していた本だが、ようやく手に入れたとても貴重なものだ。昭和59年5月1日発行。A5版 95ページ。単独行(ソロ)といえば植村直己や長谷川恒男・山野井泰史、古くは松…
1999/非売品 日本クライマースクラブ(JCC)は、ベルニナ山岳会に所属していた古川純一・小森康行・服部清次・鳥井義弘の4名で独立(どこかの会と似てるなぁ)、クライミング専門の会として1958年に創立された。同会からは…
1958~1995/山と渓谷社 いまから12年ほど前の話。僕らが岩登りをかじり始めた時期は、雑誌『岩と雪』がちょうど終刊してしまった頃で、もちろん『クライミングジャーナル』などはとっくの昔に休刊状態。技術本といえば、岩崎…
1982~1991/白山書房 クライミングの専門誌と呼べる雑誌はこれまでに三誌しかない。正統派アルピニズムを標榜する名門誌『岩と雪』(と、その後継誌??『ROCK&SNOW』)と、この『クライミングジャーナル』だ。四代目…
2004/山と渓谷社 1972年生れ。1995年マッターホルン北壁、オクス北壁ほかソロ。97年、一ノ倉沢烏帽子奥壁ダイレクトルート冬期ソロ。アルパマヨ南東壁新ルートフリーソロ。98年には幽ノ沢中央壁左フェイス等を冬期ソロ…
1989/山と渓谷社 登攀クラブ蒼氷のメンバーとして80年代に日本のトップクライマーの一人だった中嶋正宏の遺稿集。父・正一氏による追悼文、雑誌『岩と雪』のインタビューと『クライミングジャーナル』に載った藤原雅一・菊地敏之…
昭和54/神無書房 著者の井上進は赤蜘蛛同人の代表を務めた名クライマーである。「一本のザイルを登り下りする赤石沢のクモ」を名乗った赤蜘蛛同人は、甲斐駒ヶ岳赤石沢に未登の大岩壁が眠っていることを“発見”した氏がここに長大な…
2002/山と渓谷社 サブタイトルは、「第二次RCCの軌跡」。RCCⅡが最も輝いていた時期は、1958年の設立時から1973年のエベレスト南壁遠征までの15年間と言えるだろう。本書はこの15年間を主に対象にした、回想録・…
昭和57/山と渓谷社 山渓ノンフィクション・ブックスの1冊。副題に「第2次RCCの青春群像」とあるように、1958年に奥山章を中心として結成されたRCCⅡと、その初期に関わった先鋭クライマーたちの物語を、ルポライターの佐…
昭和56/白山書房 先に紹介した山と渓谷社のシリーズと同じコンセプトで作られたと思われる。関東周辺から上越までの26ルートを400点余りの写真で、取付きから終了点までわかりやすく解説した、白山書房版ガイドブック。2シーズ…
1981/山と渓谷社 日本の岩場シリーズ第4弾!山学同志会のトップクライマーでもあるカメラマン岡田昇が、28ルートすべてを登攀し撮影した、最新情報によるルートガイドブック。北岳バットレスから9本。甲斐駒から10本。黒部丸…
1980/山と渓谷社 「徹底した実地踏査に基づいた豊富な写真と、精確な最新情報によるフォトグラフィック・ロッククライミングガイドブックの第3弾!『穂高岳の岩場』『剣岳の岩場』に続く、“日本の岩場三部作”のアンカーは『谷川…
1979/山と渓谷社 前述『穂高岳の岩場』の姉妹編としてほぼ同時期に出版。グループ・ド・ボエームの細田充が、同じ会の若手の協力を得て、全(30)ルートを実際に登攀して取材している。この手のものは他に類著がないので、アルパ…
1979/山と渓谷社 「徹底した実地踏査に基づいた豊富な写真と精確な最新情報によるフォトグラフィック・ロッククライミングガイドブック」34本のルートを掲載。各ルートの取り付きから終了点までの要所要所を写真を多用して解説し…
1997/山と渓谷社 「日本のクラシックルート」という企画が雑誌『山と渓谷』で連載されていた(’93年4月号~’94年3月号)頃に、僕らは岩をかじり始めた。美しい写真がとても印象的だったのでよく覚えている。でも憧れのアル…